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君が怖いくらいの感情を俺にぶつけたって
いつものように話すことをやめ「試してる」だって
退屈すぎる世の中の裏側で叫び続け
何度でも何度でもいつまでもその接触を止めない
結果をうながすその手首の仕組みと裏腹に
感情をどうにだってコントロールしたがる口先
酸素とか匂いとか憎悪とかいくつかの意味とか
それなら全て砂金に変わるような法則を探す
サルでもわかるおとぎ話でも聞かせて
バカでもわかるセリフでも口にねじ込め
「入りたいの?こんな輪の中でも」
それぐらいの覚悟を確かめて
死にぞこないの人形を集めて
吐いて捨てるように夜が掻き消えてく
奥底の「貪欲な君」をたぐりよせて
表向きの「軽薄な君」に火をつけよう
すがりついた君を眺めて
思いついた言葉を飲み込んだ
核心を突いたしぐさで試してる
後ろ向きの錆びた欲望の中で |